アイデア出しスランプからの脱出法
クリエイティブってなんだろう?と真剣に思うことがあります。今まで誰も考えていなかった画期的なアイデアを自分の頭からひねり出すことと思っていました。もちろん、それはそれで正解なのかもしれないけど、いまいちしっくりとこない。おそらく、自分には画期的なアイデアを思いつくのは不可能だろう、クリエイティブにはほぼ遠い存在である、そう決めつけていたかもしれません。
そんなときに見つけた一文を紹介します。
「おバカ」であること
クリエイティビティとはどこからやってくるのか。新しいことを生むこの力の源泉は、何と言っても「おバカ」であることだと思う。おバカとは言い換えれば、他人とは異なる論理や表現、感覚を持つことである。これはクリエイティビティの本質である。アイデアマンとされる人と話していると、必ずと言っていいほど飽きれてしまうようなおバカな話が出てくる。大抵は、当人が先走ってやってしまった笑える失敗談なのだが、こうしたおバカなことを100も考えると、そのうちの一つか二つのくらいが、なぜか大衆にも受けてしまって結果を残した、というケースである。
まとめ
この一文を読んだ時、ハッと道が開けたような気がした。「おバカ」でいいんだ・・・と。
クリエイティブってのは天才の専売特許のように、先天的かつ、瞬間的なもので、あるとき天から降り注いでくる凡人には考えつかない類いのものと思い込んでいたのですが、
「おバカ」であるなら自分にでも出来ると・・・。
つまりクリエイティブになれるってこと。
よく考えてみると、「おバカ」であるからこそ、だれもやらないしライバルもいない。
うまく大衆に共感さえ得ることができれば、だれも考えないことのない画期的なアイデアとして世に出ることができる。
クリエイティブについて理解を深められる一冊。アイデア出しの壁にぶつかった人にお勧めです。