ジョブズ本は出尽くした感があったのですが、こちらの本は良くまとまっていましたので、紹介します。以下、心に響いた部分だけを厳選して抜粋。
仕事とは何か?その答えがここにある
起業して成功したいという質問に、ジョブズはいつも同じ返答をする。
「それは素晴らしい、で、君のアイデアは?」
ほとんどの人はアイデアがないから質問をしてくるのだ。
そんなときのジョブズのアドバイスは、、、
「皿洗いでもいい、とにかく仕事というものに携わっていなくてはならない。そして、情熱を持って取り組める、これという仕事を求め続けていけ」
以下は、迷ったとき、壁に打ち当たったときに思い出したい言葉。
スペースシャトルの搭乗員に応募したが、選にもれた。コンサルタントを雇って政界に乗り出す計画もあったが、成功する可能性が低く、見送った。やがて気づいた。原点に戻ればいいのだ。原点に戻ることは、前に進むことなのだ、と。原点は画期的な新製品をつくることであり、一番楽しいのは、有能な人を集めた小さなチームと仕事をすることだ。こうしてネクストを設立した。
ジョブズにとって「すごい製品」をつくることが原点の生き方だった。仕事の価値は何によって測られるだろうか。規模の大きさか、利益率か、競争力か、あるいはブランドの想像力か。いずれも大切ですけど、これらすべてより、「すごい製品をつくること」に価値を置いたのがジョブズだった。
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