【日報の力を改めて実感】書くだけで自分が9割変わる

 日報の意味とは、日々の業務から問題点を発見し、改善していくことです。日報を違う視点から見つめ直し、人生も仕事も毎日七分で変えることできると解いたのがこの本です。著者の中司氏は、経営日報の赤ペン指導でクライアントの売り上げを倍増させてきた。日報コンサルタント。これまで3000人以上のビジネスマンの業績を向上させてきたとのこと。中司氏の本は以前に『A4 1枚で「いま、やるべきこと」に気づく なかづか日報』が大変参考になったので、迷わず購入しました。

目次

日報の書き方=>毎日紙に書くこと  

人はどうしてやるべきことについて迷ったり、行動を後回しにしてしまうのか。答えは意外と簡単です。それは、自分のことをよく見ていないからです。では、どうすれば自分と向かい合えるのでしょうか。時間に余裕がある人は座禅を組んだり、カウンセラーに相談するのもいいでしょう。でも、もっと手軽な方法があります。毎日七分間、その日の自分の行動を紙に書いて、振り返る

問題を見つける  

最初のステップは、いたってシンプルです。まずは、今日あったことを箇条書きでかたっぱしから振り返りシートに書き出す。それだけでオーケーです。

一日の行動を振り返るときも、できるだけ5W1Hを入れ込むべきです。

問題を解決する

紙に書き出して振り返る際は、同じ問題点に対して、その解決策を毎日継続して考えていきます。何か答えが見つかっても、そこで終わりではありません。次の日も、同じ問題に七分間向き合って、「この解決策をさらに効果的にする方法はないだろうか」「ほかにも、いい解決策はないだろうか」と繰り返し考え、カイゼンしていきます。

日報は意味がある!

 毎日書くことで、確かに変わる。自分を客観的に見ることで問題点がたくさん出てくるからです。問題点を見つけることができれば、あとは解決策を出して実行すればいい。これを毎日繰り返すと嫌でも自分が変わっていくはずです。仕事を始めたばかりの新入社員は改善策でノートが真っ黒になるだろうし、30代に入り仕事に慣れ、次のステップ目指している人には自分の道が見えてくるはず。書いて見直すことは、もう一人の意見を聞くことと同じです。冷静なもう一人の自分が、勢いで突っ走ってしまったり、失敗して落ち込んでいる自分にいくべき道を教えてくれるはずです。

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