1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法 by クリス・ギレボー

ノマドワーカーとして旅をしながら仕事をしているクリス・ギレボーの本。

《ノマドは遊牧民の意》自宅や会社のオフィスではなく場所を選ばず自由に仕事をする人。そんなノマドワーカーが、起業について語っています。

アイデアはどこから生まれるのか?

店の使い勝手が悪かったり、売っていないものを探しまわったりした経験はないだろうか。不満を抱いている人はおそらく他にもいるし、市場にないものをほしがっているのはあなただけではないだろう。買いたいものは自分でつくろう。そうすればたぶん、他の人もそれをほしがるはずだ。

 不便さは、あらゆる場面で誰しも感じていることで、大部分の人は愚痴を言ってそのまま終わってしまう。しかし、車を買おうとする人が、車ばかり目に入ってしまうように、起業を目指す人は、不便さに敏感になるはずです。なぜならすべての商売はある意味、問題解決業だから。よく好きなことで商売しよう!と本などで目にするが、好きだから始めた商売でも問題解決に直結してないと、軌道に乗るのに時間がかかるでしょう。

価値の本当の意味

価値とは、「人びとの役に立つ事」だ。マイクロビジネスを立ち上げたいと考え、誰かの役に立とうと努力しはじめるなら、あなたが進んでいる方向は正しい。つまずいたときは、自分に問いただしてみよう。
「どうすればもっと価値を提供できるだろうか?」
あるいはもっと簡単に、
「どうすればもっと人の役に立てるだろうか?」

 起業ってシンプルに考えると、人の役に立つことを始めることに他ならない。こんな単純なことを改めて認識させられました。

タイトルとURLをコピーしました